スマートフォンカメラではなく一眼レフを使う理由とは?
スマートフォンカメラの質は年々上昇しており、デジタル一眼レフカメラに迫ってきているともいわれていますが、一眼レフを使うことのメリットとは何なのでしょうか?
レンズの種類が多いことが利点のひとつ
デジタル一眼レフカメラとは、英語でDSLR(digital single-lens reflex camera)と呼ばれ、撮影に使用するレンズとイメージセンサの間に鏡(ミラー)を配置し、撮影されるイメージを光学ファインダーで確認することができるもののことを指します。
一眼レフカメラの大きな利点として、様々なレンズを使用できることが挙げられます。キヤノンいわく、「写真家は、語りたい物語に合ったレンズを使うことができる」、とのことです。
イメージセンサの大きさではスマホは一眼レフに勝てない
キヤノンは、”良いカメラ”は、イメージセンサのサイズが大きいと主張します。イメージセンサの大きさでは、一眼レフはスマホカメラを凌駕します。
イメージセンサが大きければ、暗い所でも良い写真が撮れるといわれています。
また、RAWで撮られた写真は、より細かな編集が可能となるため撮影後の仕上げに違いが出てきます。
一眼レフカメラは必要か
キヤノンによれば、デジタル一眼レフカメラは素晴らしいが衝動買いはすべきでない、とのことです。
「(デジタル一眼レフカメラは)写真に対して真剣な人か、写真をもうひとつ上のレベルに持って行きたい人向けである」
Outdoorphotoのベルナルド・コック氏は、「完璧な写真を求めて、もしくは写真を印刷、拡大するために、重量に耐える覚悟がなければ、スマートフォンのカメラで十分」、と語ります。
また、スマートフォンカメラは旅行者にもってこい、とコック氏は続けます。「写真の質はさることながら、フィルターやソーシャルメディアでの共有など、旅行者にはぴったりだ」
コック氏自身も、野生動物の撮影にはデジタル一眼レフカメラを使用しますが、旅行の際はスマートフォンを使うそうです。
Source:MyBroadband
Photo:Rafael Vianna Croffi/Flickr
(lexi)