スマートスピーカーに寄生する「Alias」〜スマート具合をコントロールできる?

Amazon EchoやGoogle Homeなど、スマートスピーカーが家庭の中に入り始めていますが、バーチャルアシスタントが常に聞き耳を立てているのではないか、などプライバシー面を憂慮する声も一部ユーザーから聞かれます。そんな中、スマートスピーカーに寄生させてプライバシーを確保する「Alias」が発表されました。
ノイズでプライバシーを保護
「Alias」は、スマートスピーカーにかぶせて使用するガジェットです。Aliasは、常にノイズを発し続けてGoogle アシスタントなどのバーチャルアシスタントが環境音を拾えなくしてしまいます。このノイズで、スマートスピーカーが常に聞き耳を立てている状態を抑止し、ユーザーのプライバシーを守ることができます。
そこで、代わりにAliasがスマートスピーカーとの間に入り、ユーザーの声を聞きます。Aliasは、聞いた内容をスマートスピーカーに伝えるときにだけノイズを止め、スマートスピーカーが音を認知できるようにします。
Aliasの呼び名は自分で設定することができますが、小さなニューラルネットワークが入っており、トレーニング次第で別の言葉でも呼び出せるようになるとされています。
Aliasは、Google Homeだけでなく、Amazon Echoなど別のスマートスピーカーでも使用することができます。
Project Alias from Bjørn Karmann on Vimeo.
Source:Creative Applications Network
(lexi)