PayPayのボーナス付与取り消し相次ぐ その原因は?

昨年開催されたPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」のボーナス付与が、今月8日から10日にかけて実施されましたが、付与取り消しが相次いでいるようです。その多くは、利用規約違反をしたためと見られています。
PayPayが付与取り消しの理由について発表
ソフトバンクとヤフーが共同出資したモバイル決済サービス「PayPay」は、PayPay利用支払額の20%を全員に還元、さらに抽選で全額還元される「100億円あげちゃうキャンペーン」を昨年12月に実施しました。
PayPayは今月8日〜10日にかけて、対象者にボーナスを付与しましたが、一部利用者は残高明細に「PayPay残高付与の取消」が表示され、付与が取り消されている模様です。
本件に関して、PayPayは付与取り消しの理由として、以下の可能性を挙げています。
主な原因は本人以外のクレジットカードを登録、アカウントの複数作成か
ボーナス付与取り消しの原因として多かったのが、本人以外のクレジットカード登録のようです。
たとえば、18歳未満の子供が親名義のクレジットカードを登録、利用して取り消されるケースです。この場合は他人のクレジットカードを利用している時点で取消対象となるのはわかりますが、それ以外のケースとしては複数回線を使用してアカウントを複数作成、それぞれのアカウントでボーナス付与を受けた場合です。
PayPayは100億円還元キャンペーンの注意事項として、複数のPayPayアカウントでボーナスの付与を受けることを禁止しており、不正利用の覚えがないのに取り消されたユーザーはこのケースに当てはまることが多いようです。

「100億円あげちゃうキャンペーン」の注意事項
たしかに利用規約には記載されていますが、とは言え、初めから複数アカウントを作成できるような仕様だったことは、PayPay側に非があると言われても仕方ないかもしれません。
Source:PayPay via ITmedia Mobile
(kotobaya)