北アメリカで最大規模の蛇口メーカーMoenが、SiriやAlexaなどのバーチャルシスタントでシャワーの制御を行えるスマートシャワーシステム「U」の最新バージョンが米ラスベガスで9日より開催される見本市CES 2019に先駆けて行われた記者発表会で披露されました。

事前にシャワーを温めておくことも可能

Moenの「U」は、Alexaにはサードパーティーの拡張機能を通じて2019年第1四半期（1-3月）対応し、第2四半期（4-6月）にSiriとHomeKitのサポートを開始する見込みです。
 
「U」があれば、バーチャルアシスタントを介してシャワーのオン/オフができるのみでなく、温度設定も行うことができます。シャワーの温度設定を行うと、水が設定された温度になるまで放水口から流れます。ひとたびシステムが止まれば、ユーザーはシャワーに入ることができます。
 

 
また、U by Moenアプリを使うと、ベッドで寝転んだ状態で事前にシャワーを温めておくことも可能です。
 
価格はシステム構成により異なりますが、基本的なコントローラーと蛇口、シャワーヘッド（ホース込み）の販売価格は1,160ドル（約12万5,710円）となっています。
 
 
Source:Moen via AppleInsider
(lexi)