App Storeで身に覚えのない請求があったら、Appleに問題を報告しよう

    App Store

    App Store
     
    身に覚えのないアプリやアイテムの購入による課金に気づいたら、Appleに問題を報告すると返金を受けられることがあります。この記事では、Appleに問題を報告する手順をご紹介します。

    身に覚えのない課金などは返金を要求可能

    身に覚えのないアプリ課金の被害に遭った場合や、何かの手違いなどで課金されてしまった場合、購入したアイテムに問題がある場合は、Appleに報告し、正当な理由があると認められれば、返金を受けることができます。
     
    海外では、脈拍測定を装ってTouch IDでアプリ内アイテムを購入させる詐欺アプリや、無料と見せかけて高額課金するアプリも確認されています。
     
    不正な課金被害に気づいた場合は、以下にご紹介する方法で、落ち着いてAppleに問題を報告しましょう
     
    なお、以下の手順で問題を報告している画面は、イメージを示すための例であり、表示されているアプリには問題ありません。

     

    AppleのWebサイトから問題を報告する

    Appleに問題を報告する方法はいくつかありますが、AppleのWebサイトから報告するのが、最も短い手順で済みます。
     
    AppleのWebサイトにある「問題を報告する」ページで、Apple IDを使ってサインインします。
     
    Appleに問題を報告する
     
    このページへは、Appleからメールで届く「Appleからの領収書」にある「問題を報告する」のリンクからも同様にアクセスできます。
     
    しかし、Appleからのメールを装った巧妙なフィッシング詐欺が確認されていますので、メールからアクセスするのはあまりお勧めしません
     
    Appleに問題を報告する
     
    最近6カ月間の「購入したアイテム」履歴が表示されるので、返金を要求したいアイテムの横にある「問題を報告する」ボタンを押します。
     
    Appleに問題を報告する
     
    問題の種類を選択し、説明文を入力すると報告を送信できます。
     
    Appleに問題を報告する
     

    iPhoneやiPadから問題を報告する

    iPhoneやiPadでは「設定」アプリを開くと一番上に表示される自分の名前をタップし、「iTunesとApp Store」を開き、一番上に表示されているApple IDをタップします。
     
    iPhoneやiPadからAppleに問題を報告する
     
    「Apple IDを表示」で先に進み、画面を下にスクロールして「購入履歴」をタップすると、最近のものから順に購入履歴が並んで表示されるので、問題を報告したいアイテムの「請求合計」欄をタップします。
     
    iPhoneやiPadからAppleに問題を報告する
     
    注文詳細画面が開くので、金額の隣に「>」マークが表示されている欄をタップし、次の画面で「問題を報告する」をタップすると、Safariで「問題を報告する」ページが開きます。
     
    iPhoneやiPadからAppleに問題を報告する
     

    パソコンのiTunesから問題を報告する

    iTunesの「アカウント」メニューから「マイアカウントを表示」を選択し、サインインします。
     
    「アカウント情報」が表示されるので、下にスクロールして「購入履歴」メニューにある「すべて見る」をクリックして開きます。
     
    iTunesでAppleに問題を報告する
     
    返金を要求したいアイテムの「さらに見る」をクリックします。
     
    iTunesでAppleに問題を報告する
     
    購入内容の詳細が表示されるので、「問題を報告する」をクリックします。
     
    iTunesでAppleに問題を報告する
     
    「問題を報告する」のWebページが開くので、問題を選択し、説明を入力して送信します。
     
    iTunesでAppleに問題を報告する
     

    3〜5営業日でAppleから連絡

    問題を報告すると、通常は3〜5営業日程度でAppleから返金手続きについて連絡があります。ここで、さらに詳細を尋ねられる場合もあります。
     
    ただし、単に「アプリが気に入らない」「1回だけ使いたかったが不要になった」という理由では返金が認められませんので、ご注意ください。
     
    なお、ヨーロッパの法律では、企業は購入後14日間は理由を問わずに顧客からの返金要求に応じることが義務付けられています。この制度を悪用し、不当な返金要求を繰り返すユーザーが続出したため、Appleは問題のあるユーザーを「ブラックリスト」入りさせ、返金要求に応じない対応をしているそうです。

     
     
    Source:Apple, Ubergizmo
    (hato)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次