中国企業、Huawei製品購入に補助金〜Appleをボイコットする動きも


 
Huaweiの最高財務責任者(CFO)孟 晩舟(もう ばんしゅう)氏がカナダで拘束されたことをきっかけに、中国企業の間でHuaweiをサポートする気運が高まっていると報じられています。

様々な形で企業がHuaweiをサポート

多くの中国企業は、従業員のHuaweiデバイスの購入に対して、購入価格の10〜20%の補助金を出している、とNikkei Asian Reviewが伝えています。中には購入されたデバイスの全コストを支払う企業もあるとのことです。
 
ソーシャルメディアでの動きも盛んで、20社を超える中国企業がHuawei製品の支持を表明しているとされています。なお、サポート製品の対象にはHuaweiのビジネス管理システムも含まれるといわれています。
 
中国企業の中には独自のHuaweiサポート企画を起ち上げるものも存在し、たとえばあるビール醸造社は、Huawei製品の購入を証明できるレシートの提示で、従業員および顧客に購入価格の30%相当のアルコール飲料を無料で提供しているとのことです。

Appleをボイコットする動きも

HuaweiのCFO拘束事件の背後にはアメリカがいるとされていることから、Apple製品のボイコットが行われていると報じられています。
 
深センのある機械企業は、従業員からAppleデバイスを取り上げると脅し、命令に従わない者は解雇される可能性さえあるといわれています。また、Apple製品を購入する従業員に罰則を与えるというテック企業も存在するようです。
 
 
Source:Nikkei Asian Review via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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