2018年新型iPhoneのモデル別シェア、昨年モデルよりも鈍い伸び
2018年秋に発売された新型iPhoneのモデル別シェアは、2017年のモデルよりも低いことを示すデータが公開されました。
2018年の新型iPhone、3モデル合計シェアは6.53%
2018年秋に発売されたiPhone XS/XS Max、iPhone XRのシェア推移のデータを公表したのは、iOSのバージョン別シェアの独自データも公開している調査会社のMixPanelです。
iPhone XS/XS Maxは、9月21日の発売以降、緩やかにシェアが上昇し続けています。
10月26日に発売されたiPhone XRは、iPhone XS/XS Maxをわずかに上回るペースでシェアが上昇しています。
なお、2018年12月9日時点でのモデル別シェアは、iPhone XSが2.26%、iPhone XS Maxが2.69%、iPhone XRが1.58%で、3モデル合計で6.53%です。
なお、昨年発売されたiPhone Xが11.36%、iPhone8が9.26%、iPhone8 Plusが9.45%と、3モデル合計で30.07%を占めています。
2017年12月、新型iPhoneのシェアは3モデル合計で10.60%
iPhone8/8 PlusとiPhone Xが発売された2017年の同期間のシェア推移を示すグラフは以下のとおりです。
11月3日に発売されたiPhone Xは、発売直後に一気にシェアが上昇しているのが特徴です。
2017年12月9日時点でのモデル別シェアは、iPhone8が2.83%、iPhone8 Plusが3.47%、iPhone Xが4.30%で、3モデル合計で10.60%でした。
2018年モデルのiPhoneは、以前のモデルと比べると発売直後の販売が伸び悩んでいる、というのはMixPanelのデータで見る限り、事実のようです。
「iPhone XRが最も売れているiPhone」は事実
先日、Appleの製品マーケティング担当上級副社長であるグレッグ・ジョズウィアック氏が「iPhone XRが発売以来、最も売れているiPhone」と発言しています。
MixPanelによると、週ごとの販売台数で見ると、iPhone XRの販売台数が3モデル中で最も多いのは事実とのことです。