Sirin Labs、ブロックチェーンスマホ「Finney」の販売を開始
11月29日にSirin Labsが史上初のブロックチェーンスマホ「Finney」をローンチしたことがわかりました。サッカー・アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手が出演するCM動画も公開されています。
オフラインウォレット機能を搭載
ブロックチェーン「Finney」には、メインのハードウェアと物理的に隔てられているオフラインウォレット(Cold storage)が搭載されています。
OSは、Google承認のAndroidベースのオペレーティングシステムSirin OSがプリインストールされています。
AIによってサポートされるサイバー攻撃の検出機能も備え付けられており、Ethereum、Bitcoin、そしてSirin Labsトークンの直接取引が可能とされています。
仮想通貨の取引をスマホ1台で可能にする「Finney」
「Finneyが出る前は、(仮想通貨の交換には)レッジャー、コンピュータ、ウォレットソフトウェアを準備し、取引所に行く必要があったが、Finneyはすべてを1つのスマートフォン上でこなすことができる」と、Sirin Labsの最高経営責任者(CEO)のモシェ・ホゲグ氏は述べています。
オフラインウォレットと、仮想通貨の交換サービス、仮想通貨取引アプリが1つのデバイスで使用可能になることで、ブロックチェーン経済と消費者市場とのギャップを大きく埋めることができる、とホゲグ氏は考えています。
メッシ選手がInstagramで動画を共有
アルゼンチン代表のメッシ選手もSirin Labsの「Finney」を薦めており、本人が出演するCM動画も公開されています。
「Finney」は、1,200万画素のリアカメラ、800万画素の自撮りカメラ、6インチのタッチスクリーン、6GBのRAM、128GBのストレージを搭載しています。
すでにデバイスの販売は公式Webサイト上で始まっており、Sirin Labsは1年以内に10万台の出荷を目指しているとのことです。
Source:Cointelegraph, Sirin Labs
(lexi)