シンガポール航空、パイロットのフライト情報管理にiPadを導入


 
「Fly Now」と「Roster」の2つのアプリを用いて、シンガポール航空のパイロットは天気、飛行ルートや累計飛行時間、今後のフライト予定などをiPadで管理できるようになったと報じられています。

これまでマニュアルで行っていた作業をアプリで管理

CNETによれば、Fly Nowで天気、ルート、燃料の残量を確認することができ、Rosterで飛行時間、フライト予定や、ライセンス、パスポート、ビザの有効期限を管理できるとのことです。
 
特に後者のRosterは、これまでパイロットが自分で行っていた毎月あたりの累計飛行時間の計算や、各国のビザの有効期限の管理を行ってくれるため、非常に重宝されているようです。なお、パイロットの月間の飛行時間は100時間までと定められています。

航空会社でiPadを導入する企業は他にも

航空会社がフライト情報の管理にiPadやタブレットを導入する事例は最近増えており、中には機内のエンターテインメントシステムをiPadで置き換える企業もあるほどです。
 
シンガポール航空は、将来的にビザ申請のレターを自動で生成できるシステムの導入も視野に入れていますが、これにはまだ時間がかかるとみられています。
 
 
Source:CNET via AppleInsider
Photo:IBM
(lexi)

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