米オンラインストア売上、AppleはWalmartに抜かれ4位に
ホリデイシーズンを前に、調査会社eMarketerが米国におけるオンラインストア別売上シェアデータをまとめています。
Walmartが3位へ浮上
昨年と今回の調査データを比較すると、昨年は4位だったWalmart(Sam’s ClubおよびJet.comの売上も含む)がAppleを抜き、3位に浮上しているのがわかります。
eMarketerによれば、今年7月時点でのWalmartのEコマースシェアは3.7%でした。この数カ月でさらに0.3ポイント増と、同社は急速にシェアを伸ばしています。今年通年でのWalmartのオンライン売上は、対前年比で39.4%増となる見通しです。この成長率は、米国のオンラインストアのなかでもトップクラスです。
一方、今年4位となったAppleの通年でのオンラインストア売上は、昨年と比べると18%強の伸びにとどまる見通しです。
Amazonのシェアは50%に近づく勢い
ただし米国のEコマースにおけるAmazonの群を抜いた強さは変わらず、2017年の43.1%から今年は48%とさらにシェアを拡大、50%に近づいています。売上は2,521億ドルになると、eMarketerは見積もっています。
2位がオークションサイトeBayなのも昨年と変わりませんが、シェアは7.6%から7.2%へと縮小しています。
なお米国の小売全体に占める割合を見ると、Amazonのオンライン売上の比率は4.7%、eBayが0.7%、WalmartとAppleはどちらも0.4%となっています。
米国のEコマース全体では、通年では昨年と比べ16%増の5,256億9,000万ドルとなり、小売全体に占める割合は9.8%となる見込みです。
Source:eMarketer via TechCrunch
(lunatic)