元Appleエンジニアがアメリカ横断ランニングを試みる理由とは


 
Appleで13年間エンジニアとして務めたマッティ・グレッグ氏(40歳)は、同社を後にし、今月の頭からアメリカ横断ランニングを開始しました。グレッグ氏は何を目指しているのでしょうか?

すべてを捨てて挑む5,075マイル

「完全な変化だ」と、ランニング専門メディアRunner’s Worldに語ったグレッグ氏は、分譲アパートを売却し、幼少時を過ごしたニューハンプシャー州の家を購入し、Appleを退社しました。
 
グレッグ氏は、2022年にニューハンプシャー州で公職選挙に立候補することを予定しています。その前に5,075マイル(8,167.421キロ)を走って”本当のアメリカ”を知るのが同氏の目的のようです。同時にグレッグ氏は、慈善団体のため100万ドル(約1億1,284万円)を募っています。
 
「(アメリカ横断ランニングは)完全な他人と会話を始めるのにもってこいだ」と、グレッグ氏は語ります。
 
グレッグ氏は現在、毎日25マイル(40.2336キロ)を走っており、すでにカリフォルニア州サンタクルーズ、サリナスに立ち寄っています。同氏のルートは、カリフォルニアの海岸沿いからロサンゼルス、アリゾナ州、ニューメキシコ州を抜けていき、ジョージア州から東海岸へと向かうというものです。グレッグ氏は2019年8月7日の完走を目指しています。

Appleでの日々についてもコメント

グレッグ氏はAppleで過ごした13年間について質問されると、「あそこで過ごした13年間は素晴らしかった。iPhoneが出る前、iPodが発表される前くらいからいた。多くのチームメンバーは私といっしょに走って見送ってくれた」と、答えました。
 
 
Source:Runner’s World
Photo:Matty Gregg/Facebook
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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