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Appleと米チップメーカーQualcommは長らく対立を続けていますが、Qualcommの従業員を獲得するために出されたとみられるAppleの求人の存在が明らかになりました。
Bloombergによれば、AppleはQualcommが拠点とする米カリフォルニア州サンディエゴに5Gチップのモデムチップ開発などを含む新たな求人情報を10件公開したとのことです。Appleがチップエンジニアを同地で探したことはこれまでなかったため、チップ開発者のための新オフィスを創設する可能性が指摘されています。
トップ企業の従業員を獲得しようとすることはさほど珍しいことではなく、AppleはIntelやAMD従業員がAppleに移ってきやすい地域にオフィスをすでに構えています。
Appleが製品への採用を避けているQualcommのモデムチップは、いまだライバル社の中でも技術的に際立っており、その開発に関わるエンジニアを手に入れようとするのも納得がいきます。
Bloombergいわく、Appleは4G、5Gだけでなく、Bluetooth、AIを専門とするエンジニアも募集しており、今回の求人にはセルラー性能の改善のみ以上の目的があるのかもしれません。
Source:Bloomberg via The Verge
Photo:iFixit
(lexi)
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