10代の1日あたりのSNS利用時間、3年前と比べて1.3倍に

ジャストシステムが13日、2018年10月度のモバイル&ソーシャルメディア月次定点調査の結果を公表しました。
スマホユーザーは情報収集の際にテレビよりもネットやアプリを利用しており、特に20代以下に関してはSNS経由で情報収集をする傾向が強くなっています。
本調査は17〜69歳の男女1,100名を対象に実施されました。
8割近くがスマホを利用して情報を収集
調査ではスマホユーザーに対して「情報収集の際に日常的に利用しているメディア」を聞きました。
その結果、最も多かったのは「スマートフォンからのインターネットやアプリ(75.7%)」、次いで「テレビ(70.9%)」、「パソコンからのインターネット(63.3%)」でした。
スマホを使った情報収集で最も多いのは「インターネット」
さらに、スマートフォンを使った具体的な情報収集方法を聞いたところ、最も多かったのは「インターネット(83.3%)」、次いで「新聞社やテレビ局以外のニュースアプリ(50.3%)」、「SNSの投稿やニュースコンテンツ(40.9%)」でした。
一方、年代別で見ると結果が少し異なります。
最も活用されていたのは、どの年代も「インターネット」でしたが、10代・20代で次に多いのが「SNSの投稿やニュースコンテンツ(10代:70.6%、20代:55.3%)」、30代以降では「新聞社やテレビ局以外のニュースアプリ(30代:47.1%、40代:50.7%、50代:53.8%、60代:70.1%)」となっていました。
10代の1日あたりのSNS利用時間、3年前と比べて1.3倍に
10代のSNSアプリの利用時間(1日あたり)は、前回調査時(2015年12月実施)の68.5分から約20分伸び、「88.7分」でした。
近年は若者のテレビ離れが加速しており「10代後半〜20代の6人に1人は1カ月以内にテレビ視聴をしていない」という結果も出ています(オンラインビデオ総研調べ)。
20代以下の若年層は、ニュースの第一報をスマホのネットあるいはSNS経由で知るという人も多そうです。
Source:ジャストシステム
Photo:photo AC-RRice
(kotobaya)