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2018年11月2日 18時24分

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OLEDディスプレイが最新iPhoneのバッテリー駆動時間が短くなっている原因?


 
最近の各社のフラッグシップ機に採用されている有機EL(OLED)ディスプレイは、より柔軟で色彩表現が豊かとされていますが、バッテリー駆動時間が短くなる原因となっている、とThe Washington Postは主張しています。

OLEDディスプレイの電力消費が激しいという仮説

スマートフォンのバッテリー駆動時間は、使っているアプリ、ワイヤレス接続、ディスプレイの明るさなど、様々な要素に左右されますが、OLEDディスプレイが最も電力を消費するという新たな可能性が浮上しました。
 
The Washington Postのジェフリー・ファウワー氏は、CNET、Consumer Reports、Tom’s Guideが過去に行った、デバイス間のバッテリー駆動時間の比較を参照し、OLEDディスプレイはLCDと比べてかなり多くの電力を消費するという理論を組み立てています。

各メディアが過去に行ったバッテリーテスト

CNETが昨年行ったiPhone8シリーズとiPhone Xの動画視聴時のバッテリー駆動時間のテストでは、iPhone8が13.5時間、iPhone8 Plusが13.75時間だったのに対し、iPhone Xは11.45時間を記録しています。OLEDディスプレイを搭載するiPhone Xが、LCD搭載のiPhone8と比べて2時間ほど短くなっていることになります。
 
Tom’s GuideのPixel 3 XLとPixel 2 XLのブラウジング時のバッテリー駆動時間を比べたテストでは、最新のPixel 3 XLが9時間30分だったのに対し、昨年のPixel 2 XLは12時間9分を記録しました。なお、Pixel 2 XLにもOLEDディスプレイが採用されています。
 
Consumer Reportsの実験では、iPhone XSのバッテリー駆動時間はiPhone Xよりも長いという結果が出た模様です。

バッテリーの改善が計算処理能力に追いついていない?

ファウラー氏は、OLEDディスプレイの性能が向上するに従ってバッテリー駆動時間が短くなっていることから、最新のOLEDディスプレイは電力消費が非常に激しい可能性があると指摘しています。
 
バッテリーの最適化を専門とする企業Qnovoの最高経営責任者(CEO)のナディム・マルフ氏は、「バッテリーの改善のペースは非常に遅く、毎年約5%ほどである。しかしながら、スマートフォンの電力消費は5%よりも速く伸びている」と語ります。
 
 
Source:The Washington Post via AppleInsider
(lexi)

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