中国、トランプ大統領のiPhone盗聴を否定「気になるならHuaweiにすれば?」

トランプ大統領

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中国の情報員がドナルド・トランプ米大統領のiPhoneを盗聴していたとするNew York Timesの報道に対し、中国政府がその事実を否定するとともに、「フェイクニュースだ」と反論しています。

「Huaweiにすれば?」

South China Morning Postによると、中国外務省の華春瑩(かしゅんえい)報道官は、New York Times(NYT)の記事を真っ向から否定、さらに「iPhoneのセキュリティが気になるなら、Huaweiに切り替えることを検討するか、通信を一切遮断すればいいのでは」と続けたとのことです。
 
ちなみに米政府機関におけるHuawei、ZTEを含む中国ベンダーのスマートフォンの使用は、盗聴や情報の改ざんの危険性があるとして、国防権限法で禁じられています

「めったに使わない」携帯電話から頻繁にツイート?

また現地時間10月25日早朝、トランプ大統領自身もおなじみのTwitterで反論しました。
 
「New York Timesの自称トランプ専門家が、私の携帯電話について長い、退屈な記事を書いているが、まったく正しくない。しかしそれをここで修正するほどヒマじゃない。私は政府の電話しか使っていないし、めったに使わない携帯電話1台しか持っていない。記事は完全に間違っている!」
 


 
しかしTwitterフォロワーが指摘しているように、大統領は頻繁にツイートしているだけでなく、今回の否定のツイートもiPhoneから行われていますiPhoneは携帯電話には含まれないのでしょうか…
 

 
 
Source:South China Morning Post via 9to5Mac
Photo:Twitter/Donald Trump
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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