HTCのブロックチェーンスマホの予約注文が開始

Exodus 1
 
台湾ベンダーHTCはブロックチェーンに力を入れていることで知られていますが、ついにブロックチェーンスマホ「Exodus 1」の予約注文が開始された模様です。

デバイス内に安全性の高い領域を確保

プレスリリースによれば、Exodus 1には「Android OSから守られた安全な領域」が存在するとのことで、そこに仮想通貨のウォレットが配置されているようです。
 
今年5月にデバイスが発表された時、Exodusプロジェクトを統括するHTCのフィル・チェン氏は、デバイスはBitcoinのトレードを促進するノードの役割を果たすと述べており、「自分自身のアイデンティティ」なるものも所有できるとのことでしたが、現地点ではそれらの機能は確認されていません。
 
実際には、Exodus 1はデバイス内によりセキュリティ性の高い領域を持つにとどまっているとされています。

ソーシャルキー機能とは?

HTCのソーシャルキー機能で、デバイスが紛失したとき、盗まれたとき、もしくは情報を間違った場所に配置してしまったときに、信頼する友人を介して情報を復旧することができます。
 
友人がキー管理アプリをダウンロードすると、HTCが秘密の共有アルゴリズムを使用し、情報を友人に受け渡します。なお、サードパーティ企業によるキーアプリやウォレットの開発も可能とされています。

その他のスペック詳細

Exodus 1は6インチのHD+、アスペクト比18:9のディスプレイ、1,600万画素のデュアルカメラ、800万画素のデュアル自撮りカメラを搭載しています。
 
4K・60fpsの動画撮影も可能で、Qualcomm Snapdragon 845システム・オン・チップ、6GBのRAM、128GBのストレージ、3,500mAhのバッテリーを装備しています。
 
OSはAndroid Oreoを搭載し、防水・防塵性能IP68に対応しています。
 
デバイスは0.15BTC(Bitcoin)、4.78ETH(Ethereum)または、960ドル(約107,700円)で、アメリカ、台湾、香港など34カ国で購入することができます。
 

 

 

 
 
Source:HTC via The Verge
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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