Microsoft、会計アプリをApp Storeで密かにリリース

Microsoftが数年前に買収したマイレージトラッキングアプリMilelQの開発チームが会計アプリ「Spend」をリリースしました。
社内インキュベータープログラムの実験アプリか
App Storeで現地時間の18日公開された「Spend」は、自動で経費をトラッキングしてくれるアプリです。所得申告に便利かもしれません。
Microsoftの「Spend」は大手の会計アプリと競争するためにリリースされたわけではないようです。Microsoft Garageというインキュベータープログラムで、従業員が新しいアイデアを試すのが目的とされています。
「Spend」は多くの会計アプリと同様、レシートの写真撮影、経費のカテゴリー分け、報告などの機能が利用可能となっています。

Spend/Microsoft
自動トラッキングが可能
「Spend」の最も興味深い機能は自動トラッキングです。アプリとリンクさせたクレジットカードやデビットカードの経費を自動でトラッキングし、管理することができます。個人的な目的かビジネス目的かをスワイプ一つで選択することが可能となっています。経費は自動でカテゴリー分けされ、追加のタグをつけることもできます。
購入履歴にメモを添付したり、経費を分けたり、カテゴリーのカスタマイズも可能です。
アプリは自動で週ごと、月ごと、カスタム期間ごとにPDFファイルを生成することができます。また、Webダッシュボードでコンピュータ上での経費の管理も可能となっています。
対応言語は今のところ英語のみとなっており、日本のApp Storeからはアクセスすることはできないようですが、今後サポートが追加されるかもしれません。
Source:TechCrunch
(lexi)