Google Pixel 3、音声でのロック解除機能が削除されていた
Googleの最新スマートフォンPixel 3/3 XLでは、従来モデルが搭載していた音声によるロック解除機能が使えなくなっていることがわかりました。
以前のモデルでは「OK Google」でロック解除できた
Pixel/Pixel XLおよびPixel 2/2 XLは、「OK Google」と声がけしてGoogle Assistantを起動させれば、スマートフォンのロックを解除することが可能でした。
日本では11月1日にソフトバンクとドコモが発売するGoogle Pixel 3/3 XLでは、Assistantの機能を設定しておけば、「OK Google」「ヘイ、Google」のコマンドのあとに「次のカレンダーの予定は何?」などと続けると、ロック画面のままでカレンダーの予定などを確認することはできます。
電話やメッセージの送信も不可に
しかしこれまで可能だった音声でのロック解除はできなくなっています。実際、Google Assistantのサポートページには、以下のように記されています。
Pixel 3フォンでは、「OK Google」と言ってもロック解除することはできません。その代わりに、ロック画面のままでGoogle Assistant機能が使えるようになっています。
従来のPixelでは、スマートフォンをロック解除しなくても、Google Assistantによって音声のみで電話をかける、メッセージを送る、サードパーティーのアプリにアクセスすることが可能でした。
しかしPixel 2のAssistant設定にあった「ボイスマッチでロック解除する」のトグルがPixel 3では「ロック画面の個人情報」トグルに変わっており、「ボイスマッチを使って、電話がロックされている時でもメール、カレンダー、連絡先、リマインダーなどの個人情報にアクセスする」と記されています。
情報にはアクセスできても、ロック画面から電話をかけたり、メールを送ったりすることはできないようです。
セキュリティ上の理由?
GoogleがPixel 3において音声ロック解除機能を削除した理由は不明ですが、同じように聞こえる声の持ち主や録音などによって、スマートフォンがロック解除される危険性を排除するためではないかと、米メディアThe Vergeは推測しています。
Source:Piunikaweb,The Verge
(lunatic)