
Appleは現地時間の2日、米国のデューク大学、アラバマ大学、オクラホマ大学の3大学でApple WalletとNFC(近距離無線通信)を使った次世代ID管理・決済システムの導入の開始を発表しました。
デバイスひとつで建物アクセスや決済が可能に
Appleの新しい学生ID・決済システムで、Appleデバイスひとつで大学施設内の出入り、学食での支払い、大学図書館の利用、寮での洗濯機の使用、大学内スポーツジムの利用などが可能となりました。

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「iPhoneとApple Watchはモビリティの新時代を切り開き、毎日の体験に革新をもたらしている」と、Appleのインターネットサービス部門の上級副社長ジェニファー・ベイリー氏はコメントしています。

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「Apple Payを開始したとき、
物理的な財布を置き換えるのを目的としていたが、公共交通機関やロイヤルティカードと提携し、コンタクトレスチケットサービスを拡大することでWalletが決済だけのものでなくなった。大学キャンパスにより簡単、便利で安全なコンタクトレス学生IDシステムを届けることができることを嬉しく思う」と、ベイリー氏は続けました。
現在は3大学のみとなっていますが、今後ジョンズ・ホプキンス大学、サンタクララ大学、テンプル大学でも今学期の終わりまでにApple Walletの学生IDシステムが導入される予定となっています。
Source:
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(lexi)