USドル紙幣の人物を歴史上の偉大な女性たちと入れ替えるARアプリをGoogleが発表


 
Googleは、オバマ政権時代にアメリカ合衆国財務官を務めたローザ・グマタオタオ・リオス氏をアドバイザーとして迎え、「Notable Woman AR」と名付けた拡張現実(AR)アプリをリリースしました。アプリでUSドル紙幣の男性の人物を歴史上の偉大な女性たちと入れ替えることができます。

女性の米紙幣採用は120年ぶり

現在USドルの紙幣の表には初代大統領のジョージ・ワシントン、第3代大統領のトーマス・ジェファーソン、奴隷解放の父とも呼ばれるエイブラハム・リンカーンなど、すべて男性の肖像が描かれています。
 
2030年に発行される新20ドル札で、奴隷解放運動家のハリエット・ダフマン氏が120年ぶりに女性として米紙幣に採用されることとなりましたが、歴史上の偉大な女性たちはもっとたくさんいるはずです。
 
そこで、Googleは第43代アメリカ合衆国財務官のリオス氏に話を持ちかけました。リオス氏いわく、Googleの女性従業員たちは「もし米紙幣に女性が登場するのを待つ必要がないとしたら?」「もし誰もがアメリカの歴史を作った女性たちについて、女性が排除されてきた空間で学ぶことができたら?」の2つの考えを持っていたとされています。

USドル紙幣で偉大な女性たちについて学べるARアプリ

Notable Woman AR」で、アメリカの歴史上重要な100人の女性たちをUSドル紙幣の男性の肖像画とARで入れ替え、彼女らのバックグラウンドについて学ぶことができます。
 

 
100人の女性たちは、人々がUSドル紙幣の肖像として推薦する人物で、Teachers Righting Historyのデータベースから選ばれました。なお、リオス氏の任期中のデータがもとになっています。
 
「インスピレーションは大望へとつながるから、過去を作り、未来のロールモデルとなる女性に光を当てる責任がある」と、リオス氏はコメントしています。
 

 
 
Source:Google
(lexi)

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