Appleのジョナサン・アイブ氏、スティーヴン・ホーキング特別研究員に選ばれる


 
Appleの最高デザイン責任者で、新製品の紹介動画のナレーションで知られるジョナサン・アイブ氏が、新たな権威ある称号を与えられました。

アカデミアからも功績を評価

iMac、iPod、MacBook Air、iPadそしてiPhoneのデザインの責任を持つアイブ氏は、5,000以上の特許を保有しています。その「デザイン業界への功績」を讃え、2006年にはイギリス政府から、「Sir」の称号を与えられています。
 
英ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学長でもあるアイブ氏ですが、今回新たに理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士の名を冠した「スティーヴン・ホーキング特別研究員」の称号をThe Cambridge Unionから贈られました。

近代テクノロジー領域の中で最も影響力のある個人の一人

The Cambridge Unionは、英ケンブリッジとアカデミア、障害者権利に貢献したとして、2017年にスティーヴン・ホーキング博士に特別研究員の話を持ちかけました。2017年11月に特別研究員就任の講義を行ったホーキング博士でしたが、これは氏が2018年3月に亡くなる前に公の場に姿を現した、数少ない機会のひとつとなりました。
 
The Cambridge Unionは、STEM(英:Science、Technology、Engineering、Mathematicsすなわち科学・技術・工学・数学)の領域で14人の候補の中からジョナサン・アイブ氏を選択したとされており、同氏を「近代テクノロジー領域の中で最も影響力のある一人」と評しています。
 
アイブ氏は、「自身のこれまでのキャリアと、テクノロジーやデザインに関して振り返る」講義を行うとされています。
 
 
Source:Variety via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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