映画監督がiPhone XS Max「だけ」で撮影した短編映画が公開!

ハリウッドの映画監督が、iPhone XS Maxだけを使って撮影したショートムービーが公開されました。Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も絶賛しています。
iPhone XS Maxだけで撮影
9月21日の発売を前に、iPhone XS Maxだけで撮影されたショートムービー「Somewhere」が公開されました。
撮影したのは、日本では9月28日に公開される映画「クレイジー・リッチ!(原題:Crazy Rich Asians)」のジョン・M・チュウ監督です。
「Somewhere」の撮影にはiPhone XS Max以外、レンズや照明などの撮影機材は使われていないほか、ポストプロダクションと呼ばれる撮影後の色補正なども一切行っていないそうです。
監督はiPhone XS Maxのオートフォーカスや色描写を賞賛
「Somewhere」は、iPhone XS Maxの4K動画で撮影され、240fpsの滑らかなスローモーションが効果的に使われています。
チュウ監督はWIREDのインタビューで、撮影機材としてのiPhone XS Maxについて、オートフォーカスが正確に被写体を捉える能力と、光学式手ぶれ補正の効果、そして正確な色描写能力を高く評価しています。
Appleのティム・クックCEOはTwitterで「Somewhere」が、iPhone XS Max以外の追加機材やエフェクトを使わずに撮影されたことを「素晴らしい」と絶賛しています。
Handheld. No equipment. No effects. Amazing work by Crazy Rich Asians director @jonmchu — shot on iPhone XS Max. Moves by @Luigiskmz. More from @WIRED: https://t.co/E897Me2w6fpic.twitter.com/DkdjT2ZpMA
— Tim Cook (@tim_cook) 2018年9月19日
iPhone「だけ」で撮影という凄さ
Appleは、iPhoneのカメラ性能をアピールする広告シリーズ「iPhoneで撮影」を展開しています。
しかし、広告の撮影現場では、iPhoneのほかにプロ向けの高度な機材が併用されることが珍しくありません。
iPhone「だけ」で撮影された「Somewhere」は、iPhone XS Maxのカメラや画像処理性能の高さをアピールできる作品と言えそうです。
米メディアWIREDが公開した「Somewhere」はこちらでご覧いただけます。
Source:WIRED via 9to5Mac
(hato)