実はiPhone XRの「R」に大した意味はないのかも?
いくつか例外はあるものの、基本的にiPhoneのアップデートは、端末の末尾に「S」をつけて表されるのが一般的です。しかし、今回はiPhone XS/XS Maxに加え、iPhone XRが存在します。この「R」は一体何を意味しているのでしょうか。
Xは「10」、Sは「1/2」、Rは?
iPhone Xの「X」は言うまでもなくローマ字の「10」です。
iPhone XSの「S」はSemis(ラテン語で1/2)、iPhone XS Maxはディスプレイが過去最大の大きさであることから「Max」なのだと推察できます。さらにiPhone5cの「C」はColorで、iPhone SEの「SE」はSpecial Editionだと言われています。
しかし、iPhone XRの「R」は想像がつきません。Regularでは「通常モデル」を意味してしまいますし、RhythmやRaceではなさそうです。Revolutionary(革命的)や、Revised(改訂版)あたりは可能性がありそうですが……。
「OnePlusに気兼ねした」という説
この謎について、スマートフォンを取り扱うブログJilaxzoneが興味深い考察をしています。
同ブログによると、本当はアルファベット順で「S」の後に位置する「T」でも良かったものの、すでに中国の大手スマートフォンメーカーOnePlusが何年も前から「T」シリーズをリリースしていたために、仕方なく消去法で「S」の前に位置する「R」を選んだのではないか、というのです。
つまり、特に「R」自体に意味はなく、単にOne Plusに気兼ねしてiPhone XRになった、というわけです。
もちろん、Appleから由来は発表されていない以上は、単なる個人の想像に過ぎません。
そもそも、Appleがライバル企業をそこまで気にかけているというのなら、iPhone XS Maxという名称は、Xiaomiの大型ディスプレイモデル「Mi Max」シリーズを想起させるために避けていたでしょう。
しかし、時にはこういった「実はアルファベットに大した意味はない」という斬新な解釈があってもいいのではないでしょうか。他でもないAppleだから何か真意があるはずだ、と我々は普段から想像をたくましくしすぎなのかも知れません。
Source:Jilaxzone
(kihachi)