早くもiPhone XR/XS Maxのベンチマークスコアが登場〜怪しい点も
新たに登場したiPhoneは、“スマートフォン史上最もパワフル”と言われるA12チップを採用しています。このうちiPhone XRとiPhone XS Maxについて、早くも処理能力を測るベンチーマークスコアが登場しました。
参考程度に留めるのがいいかも
一般的にスマートフォンのベンチマークテストとは、特定の演算をデバイスに行わせることで、その端末がどの程度の能力を発揮するかを数値化するものです。あくまでも理論値であり、実際の使用状況とテスト内容は大きく異なりますが、高いスコアであればあるほど優れていると考えられています。
今回、LETSGODIGITALが公開したiPhone XRとiPhone XS MaxのGeekbenchスコアは以下の通り。
3GBのメモリを積んだiPhone XRはシングルコアが4,754、マルチスコアが9,367、4GBのメモリを積んだiPhone XS Maxはシングルコアが4,813、マルチコアが10,266となっています。
昨年登場したiPhone Xのスコアがシングルコアで4,055、マルチコアで10,375という数値を出していたことを思うと、単純なタスク処理に用いられるシングルコアでの性能向上が際立ちますが、演算能力が大幅に高まったとされるA12にしてはマルチコアが地味な数字です。
Galaxyシリーズと比較すれば圧巻のパフォーマンスではあるものの、iPhoneにしては低すぎるために「何かの間違いではないか」と怪しむ声も少なくありません。今後次々と登場するであろう他のベンチマークテストでは、もっと良い数値が計測される可能性が高いでしょう。
なお、iPhone XS/XS Maxの発売日は9月21日、iPhone XRは10月26日となります。
Source:LETSGODIGITAL via Twitter-Ben Geskin
(kihachi)