Huaweiが「同じままにしてくれてありがとう」と意味深なコメント

iPhone XSは、新たにA12チップを搭載し、Face IDが改善してはいるものの、外観でiPhone Xから目立った変更はありませんでした。そうした状況を受けてか、ライバルメーカーのHuaweiが「同じままにしてくれてありがとう」という意味深なツイートを発しています。
Appleへの当てこすりか
Appleのスペシャルイベントに前後して、Huaweiがこんなツイートをしたことが話題になっています。
同じままにしてくれてありがとう。ロンドンでお会いしましょう。
Thank you for keeping things the same. See you in London. 16.10.18 #HigherIntelligence #HUAWEIMate20 pic.twitter.com/ZhZHj9Xg3s
— Huawei Mobile (@HuaweiMobile) September 12, 2018
Huaweiは10月18日にロンドンで開催するイベントで、Mate 20 Proの発表を行うとされています。さらに文章とともに公開した動画でも「一貫性の先へ。境界の先へ。知性の先へ。ありがとう、同じままにしてくれて」と意味深なコメントを載せています。
もちろん、Appleのことを名指ししたわけではありません。
しかし、ニュースサイトSlash Gearが「Appleをからかっている」と言えば、GSMArenaも「HuaweiがAppleにケンカを売っている」と述べるなど、メディアの多くはAppleに対するHuaweiの当てこすりだと見ているようです。
嫌味ではなく本心?
もっともAppleにしてみれば、デザイン、色、アンテナライン、底部のネジの位置から感圧タッチ、3D顔認証システムに至るまで、ありとあらゆるものをHuaweiに模倣されてきました。
さらには「傑物同士は考えが似るものだ」と開き直るかのような態度を取られたこともあります。
そう思うと、「Appleが新技術や新デザインを市場に投入してくれなくてありがたい」というのは、意外とHuaweiの本心なのかも知れません。
Source:GSMArena,Slash Gear
(kihachi)