【速報】Apple Watch Series 4は心電図測定可能、落下も察知

Appleは現地時間9月12日に開催したスペシャルイベントにおいて、新しいApple Watch Series 4を発表しました。画面が前モデルよりも30%以上大型化しただけでなく、落下の検知、心電図(ECG)の測定など、機能が大幅に拡張されています。サイズは40ミリと44ミリの2種類です。
画面が30%以上大きく
新型は薄型化、大型化しただけでなくデザインが一新され、ベゼルが狭くなったために画面が30%以上大きくなり、多くの情報が表示可能となっています。連絡先、タイムゾーン、フィットネス機能など、8種類の情報を表示することができます。
背面素材にはセラミックとサファイアガラスが採用されたため、より接続がよくなっているとのことです。
またこれまで32ビットだったプロセッサが64ビット、デュアルコアプロセッサの「S4」へとアップグレードされ、処理性能が大幅にアップしました。
心電図が測定可能に
AppleはApple Watchにおいて、iPhoneなしでも通信できるセルラー機能、フィットネス機能、そして健康機能を重視するとしていますが、その健康機能において、心電図(ECG)測定機能を搭載すると発表しました。市販のデバイスとして同機能を搭載するのは初めてとのことです。
ECGを測定するには、新たにハプティックフィードバックを取り入れたデジタルクラウンに指を置き、30秒待つだけです。
また加速度センサーとジャイロスコープにより、Apple Watchを着用したユーザーの落下を検出できるようになりました。ユーザーが高いところから落下すると、アラート送信が準備されます。立ち上がれば解除されますが、そのまま動けない状態が続くとSOSが送られるという仕組みです。
バッテリー持続時間は18時間に
多様な機能搭載で心配されるのがバッテリー持続時間ですが、Appleによれば18時間の持続が可能で、ランニングなどでGPSトラッキングを使う場合でも8時間は持つとのことです。
カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色で、価格はGPSモデルが399ドル〜、GPS + セルラーモデルが499ドル〜となります。日本での価格は、GPSモデルが税別45,800円〜、GPS+セルラーモデルが税別56,800円〜です。
予約開始は9月14日、発売は21日です。
同時にApple Watch Series 3が、イベント直後から279ドル〜と値下げされます。
なお最新OSであるwatchOS 5は9月17日にリリースされます。
Source:Apple
(lunatic)