KLMオランダ航空、機内持ち込み手荷物のサイズ制限をARでチェックできる機能を発表


 
KLMオランダ航空は、拡張現実(AR)空間で機内持ち込み手荷物のサイズ制限を確認できる新機能をアプリに追加したことを明らかにしました。

3Dバッグと自分の荷物を比べてサイズをチェック

KLMオランダ航空のアプリの新機能を使うと、AR空間で容易に機内持ち込み手荷物が制限サイズ以内になっているかどうかの確認を行うことができます。
 
使い方は簡単です。
 
まず手荷物のタイプをハンドバッグかアクセサリから選択します。
 

 
その後、何も置かれていない床面をカメラでスキャンします。
 

 
制限サイズを表す3DバッグをAR空間の中でドラッグ、回転させ、自分の手荷物と方向、場所を合わせます。
 

 
自分の手荷物が3Dバッグの中に完全に収まれば制限サイズ以内であるという意味です。
 

手荷物の一部が3Dバッグからはみ出てしまう場合は、サイズ制限をオーバーしている可能性があります。
 

 
KLMのデジタルエールフランス部門のシニア・ヴァイス・プレジデント、ピーターフローネフェルド氏は、以下のような声明を発表しました。

ARの潜在性を利用し、KLMは次世代のデジタルサービスを提供します。ARハンドバッグチェックで、搭乗者は手荷物が正しいサイズかどうかがすぐにわかります。お客様の需要を最優先し、このサービスを用意しました。今後も搭乗者の利便性を最も大切に考え、イノベーションの先駆者としてありつづけたいと思っています。

KLMのAR手荷物サイズ制限チェック機能は、iOSでのみ利用可能となっています。
 

 
 
Source:KLM
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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