多忙すぎるApple役員のエディー・キュー氏、お疲れのご様子

    Apple エディ・キュー氏

    Apple エディ・キュー氏
     
    App Store、Apple Pay、Apple Musicなど、Appleのサービス部門を率いる責任者が、インターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長のエディ・キュー氏です。Appleの成長を担う重要部門の責任者であるキュー氏は、その忙しさゆえにだいぶお疲れのようです。

    エディ・キュー氏が率いるサービスは業績絶好調

    エディ・キュー氏は、Appleの新製品発表イベントでは必ずと言っていいほど、壇上でAppleの新サービスやソフトウェアのプレゼンテーションをしています。
     
    最近の業績発表で明らかになったように、キュー氏が統括するAppleのサービス部門の売上高は前年同期比31%と順調に成長しており、四半期の売上としては過去最高を記録しました。
     
    しかし、拡大を続けるサービス部門を統括するのは相当ハードなようです。米メディアThe Informationが、Appleの元従業員や社外の取引先の証言を交えて、キュー氏の様子を伝えています。

    多忙すぎるキュー氏、会議では居眠り、意見対立の場には不在

    エディー・キュー氏は、1989年からAppleで勤務し、多くのサービスを成功に導いてきました。Apple Music、iTunes、マップ、Apple Pay、iCloud、テレビ番組など多岐に渡るサービスを統括するキュー氏は、多忙すぎるようです。
     
    そのハードさのためか、会議中に静かになったと思ったら、目を閉じて頭を後ろに倒して居眠りしていることも珍しくない、とAppleの元従業員は証言しています。
     
    また、意見の対立をうまく収めて欲しいような肝心な場面でも不在にしていることが多いそうです。
     
    2014年、AppleがBeatsを買収した際は、両社の企業文化の違いから、デザインや機能、美的センスなどについて双方が激しく衝突しましたが、キュー氏は仲裁に入るどころか、その場にいませんでした。

    9月12日のイベントでも登壇が予測されるキュー氏

    現地時間9月12日に開催されるスペシャルイベントでも、キュー氏がプレゼンテーションをする場面があると思われます。
     
    ライブ中継されるイベントの映像には、Appleの役員たちが並んで座る席が映ることも珍しくありません。
     
    ライブ中継をご覧になる方は、キュー氏がイベント中に居眠りしていないか、チェックしてみてください。
     
     
    Source:The Information via AppleInsider
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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