Appleの動画配信プラットフォーム、2025年にはNetflixのライバルに?

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Apple動画配信事業は、次の6年で44億ドル(約4,900億円)規模のビジネスとなり、Netflixと競合するようになる、とMorgan Stanleyのアナリストが予測しています。

事業の多様化で大きな利益につながるか

次々とテレビ番組のコンテンツの制作を発表しているAppleですが、同社の動画配信プラットフォームは2025年までに大きな収益を生み出すようになるといわれています。
 
金融機関グループMorgan Stanleyのアナリストの調査によれば、Appleが独立した動画配信プラットフォーム「Apple Video(仮称)」を2019年にスタートさせた場合、6年後には44億ドル規模のビジネスにまで成長するとのことです。
 
「動画配信事業を、(2018年末時点での約40億ドルから)6年後に180億ドル(約2兆38億円)規模となる見通しの音楽配信事業と合わせると、2025年には220億ドル(2兆4,500億円)規模になると予測され、NetflixとSpotifyを合わせた規模と同等のものとなる」と、アナリストはコメントしています。

「Apple Video」は月額7.99ドルのサービスに?

Morgan Stanleyのアナリストは、Appleの独立した動画配信プラットフォームは、番組選択肢は限られるものの質の高い動画を提供することで、ローエンド価格の7.99ドル(約890円)で他社のサービスと競合でき、2025年には5,000万人の有料会員登録者数に達すると推測しています。
 
動画配信サービス、音楽配信、雑誌購読サービスをすべてまとめた登録サービスも月額12.99ドル(約1,450円)で登場するとの意見もあります。
 
Appleは9月6日-16日の期間で開催される北米最大のトロント国際映画祭にコンテンツ事業部のトップを派遣しており、映画コンテンツにも着手する可能性が指摘されています。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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