プラスサイズモデル アシュリー・グレアムのキャットウォークがAR体験できるアプリが登場


 
モデルで「ボティ活動家」のアシュリー・グレアムが、リアルサイズで歩き回ったり、ダンスしたりする拡張現実(AR)機能が、The New York Timesのアプリの中で体験可能となっています。
 

100%リアルな自身の姿をARで投射

The New York TimesのiOSアプリの中の「Ashley Graham, Untitled」と名付けられた記事の中で、アシュリー・グレアム3DホログラムをAR体験することができます。
 
ホログラムは100台のカメラを用いて撮影された画像を元に生成されており、まったく変更の加えられていない、ありのままのリアルサイズのアシュリー・グレアムが動き回ります。
 

Alexandra Eaton/The New York Times


 
女性の身体や顔に手を加えるのは、ファッション雑誌では当たり前のこととされてきましたが、スマートフォンの普及によりデジタル整形(digital plastic surgery)もボタン一つで可能となりました。
 
しかしながら、プラスサイズモデルのアシュリー・グレアムは、女性はありのままの姿が最も美しいと主張しています。「ボディ活動家」を自称するグレアムは、デジタルの時代だからこそ、あえてまったく手の加えられていない自身の身体をリアルサイズでAR空間に投射させることを決心しました。
 

Alexandra Eaton/The New York Times


 
常に手を加えられた女性の姿がメディアに出ていると、少女たちに悪影響を与えると、グレアムは危惧を示しています。「鏡を見て、なめらかな肌や、アーモンド型の目、細い鼻、分厚い唇がなかったら、彼女たちはどうすると思う?」と、疑問を投げかけています。
 
グレアムの3Dホログラムは、The New York Timesアプリの中で体験可能となっています。
 
動作環境は、iPhone SE、iPhone6s以降のiPhone、第5世代のiPad、iPad Proとなっています。
 

 
 
Source:The New York Times via Mobile AR News
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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