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2018年9月2日 23時27分

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BlackmagicのMac専用外付けGPUボックスの最新レビューが物議を醸す


 
Appleには珍しく、外部企業(Blackmagic Design)と共同で開発を行ったとされるMac専用外付けGPUボックスの詳細なレビューが、オンラインメディアArs Technicaにより発表されました。外付けGPUボックスは、見かけがかっこよく、静かで、アップグレード不可であるところが非常にAppleらしいとの評価コメントに大きな反響が寄せられています。

若干縦に長いが、ボックスデザインに問題なし

外付けGPUボックスは、ノートパソコンやデスクトップ環境のグラフィック処理をサポートするアイテムとして最近注目が高まっていますが、豪Blackmagic DesignがAppleと共同開発した、Mac専用の製品も市場に出ています。
 
Blackmagicの外付けGPUボックスは、ゴミ箱に似ているとも言われたMac Proを彷彿させますが、円柱型ではなく、8つの面で構成されています。
 
サイズは、29.4 x 17.7 x 17.7 cmで、重量は約4.5キロあるので、持ち運びには適しません。デスクに設置して、ワークステーションのサポート役として使用するのがよいでしょう。
 

Blackmagic Design


 
部屋の明かりを消したとき、ボックス下部に光が投射される演出が施されていますが、Ars Technicaの記者は「必要ない」とドライな意見を述べています。
 
ボックス背面には、4つのUSB3 Type-Aポート、2つのThunderbolt 3ポート、1つのHDMI 2.0ポートが備え付けられ、1.8メートルの電源ケーブルと、50cmのThunderbolt 3ケーブルが付属しています。Thunderbolt 3ケーブルをMac本体とつなぐことで、パソコン本体に取り付けていたUSB接続をすべてGPUボックスに移すことができます。すなわち、USBハブとしても機能することを意味します。
 

外付けGPUを優先して使用する新機能も

2つのThunderbolt 3ポートと、85Wの電源で、ワークステーションを簡単にセットアップすることができます。1つのThunderbolt 3ケーブルをMacBook Proにつなぎ、もう片方のケーブルを外付けディスプレイに接続するだけです。
 
AppleのmacOSはすぐに外付けGPUボックスを認識しますが、 High Sierraではほとんどのアプリケーションで内部GPUの使用がデフォルトとなっています。
 
しかしながら、最新のmacOS Mojaveのベータ版では、内部GPUの代わりに外付けGPUを使用するようシステムを設定できるようになっており、多くのユーザーが抱えていた問題が解決されています。
 
外付けGPU使用の指定は、以前よりターミナルから行うことが可能でしたが、便利な方法ではありません。Mojaveでは、メニューからクリック一つで設定可能となっています。

外付けGPUでグラフィック性能は大きく改善

Blackmagicの外付けGPUボックスの使用で、2018年のMacBook Proのグラフィック性能が大きく改善することがわかっています。
 
「ヒットマン」のゲームプレイでは、外付けGPUを使用すると、毎秒のフレームレートが27から50へと向上しています。
 

 
ハイエンドのGPUが搭載されているわけではないため、ゲーマーにとっては不十分かもしれませんが、ワークステーションGPUとしては機能とするとの評価を得ています。

静かでかっこいい、でもアップグレード不可

Blackmagicの外付けGPUボックスは、セットアップが簡単で、かっこよく静かであり、多くのポートを装備していることが評価されています。
 
しかしながら、Windowsの利用をMacで可能にするBoot Campがサポートされていない点、高性能のGPUへとアップグレードができないところがマイナス評価となっています。
 
また、販売価格は89,800円(税別)と、プレミアムな価格設定となっています。Ars Technicaの記者は、「中堅レベルのGPUとしては割高」とコメントしています。
 

Apple


 
 
Source:Ars Technica, Blackmagic Design, Apple
(lexi)

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