Amazon、QRコード決済サービスを提供開始

アマゾンジャパンは29日より、東京・新宿区や福岡市の一部店舗にてQRコード決済サービスの提供を開始しました。導入初期は中小規模の店舗をターゲットに、将来的には競合企業も参入しているコンビニエンスストアや家電量販店への導入を進めるとしています。
スマホで表示したQRコードを専用のタブレットで読み取る
アマゾンジャパンが提供するQRコード決済サービスは、同社のスマートフォンアプリ「Amazon ショッピングアプリ」内にある「Amazon Pay」を使ったサービスです。
利用者は店舗での会計時にアプリからQRコードを表示し、店舗が設置したタブレット端末で読み取ることにより支払いが完了します。支払い金額は店舗側が設定するため、利用者はQRコードをかざすだけです。
支払い方法はAmazonに登録してあるクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードです。銀行引き落としやAmazonポイントを使った支払いには対応していません。
支払完了後は、利用者に支払通知メールが届き、Amazonのサイト上で決済履歴を確認することができます。
中小規模の店舗へ導入を進める
アマゾンジャパンは29日より、キャッシュレスソリューション提供企業のNIPPON PAYと提携し、東京・新宿区や福岡市にある一部店舗へQRコード決済サービスを導入します。
導入店舗はNIPPON PAYが提供するタブレット端末を無料でレンタルでき、同時にAmazonのQRコード決済サービスに申し込むことで決済手数料3.5%が2020年末まで0%になります。
アマゾンジャパンはQRコード決済サービスについて、初めはキャッシュレス決済機器の導入が難しい中小規模の店舗を中心に導入を行い、将来的には競合企業が参入するコンビニエンスストアや家電量販店にも設置を進めるとしています。
Source:ITmedia NEWS,engadget
Photo:NIPPON PAY
(kotobaya)