今秋の新型iPhone、OLEDモデルがApple Pencil対応との新たな報道

iPad Pro Apple Pencil YouTube

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今秋の発売が見込まれる新型iPhoneのうち、有機EL(OLED)ディスプレイを搭載する2モデルがApple Pencilに対応する、との新たな情報が報じられています。

Apple Pencil用チップはワコムに納入実績あるElanか

先日、台湾の調査会社TrendForceが今秋発売の新型iPhoneについて、iPhone X後継モデル「iPhone XS」と、6.5インチ大画面モデル「iPhone XS Plus」がApple Pencilに対応する、との予測を発表したことをお伝えしました。
 
台湾メディア経済日報も、OLEDディスプレイ搭載の2モデルがApple Pencilに対応し、スタイラス用のチップは台湾のElanが供給する、と報じています。
 
Elanのチップは、プロのデザイナーにも愛用者の多いワコム製品にも使われているほか、MicrosoftやHuaweiにも採用されています。

高価格なOLEDモデルの差別化戦略か

Appleとしては、Apple Pencilへの対応で、高価格が予想されるOLEDモデルのiPhoneを液晶モデルと差別化したい意図があると考えられます。
 
なお、TrendForceは、新型iPhoneの価格を「iPhone XS」は899ドル〜949ドル(約10万円〜約10.5万円)、「iPhone XS Plus」は999ドル(約11万円)で、液晶ディスプレイモデル「iPhone9」は699ドル〜749ドル(約7.8万円〜約8.3万円)と予測しています。

SamsungはNoteシリーズでスタイラスを採用

高価格帯スマートフォンでAppleとライバル関係にあるSamsungは、フラッグシップモデルであるNoteシリーズでスタイラスを採用しています。
 
先日発表されたSamsungの最新鋭モデルGalaxy Note 9では、スタイラスがカメラのシャッターを切るリモコンとしても使えることをアピールしています。
 
 
Source:経済日報(Google翻訳), 9to5Mac
Photo:YouTube/Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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