iOS12ベータ8が開発者向けに公開、不具合で公開中止のベータ7を修正

iOS12 プレビュー Apple
 
Appleは現地時間8月15日、iOS12ベータ8を開発者向けに公開しました。動作に問題があったために公開直後に非公開となったベータ7から、わずか2日での公開となりました。登録ユーザー向けのパブリックベータも公開されています。

不具合のあったベータ7の修正版

iOS12ベータ8は、2日前に公開されたものの、すぐに公開が中止されたベータ7の更新版に当たります。
 
ベータ7は、インストールした開発者から「アプリの起動に時間がかかる」「iPhoneがフリーズする」などの不具合の指摘が相次ぎ、公開数時間後にはOTA(Over The Air)アップデートが、その後に公開が完全に打ち切られました。
 
ベータ7は開発者向け公開の直後に提供が中止されたため、登録ユーザー向けのパブリックベータは公開されませんでしたが、ベータ8公開の後、パブリックベータも公開されています。

グループFaceTimeの提供は先送り

Appleは、iOS12ベータ7の公開に際して、6月に世界開発者会議(WWDC 18)でiOS12の新機能として案内した、最大32人のグループで同時通話できるFaceTimeの提供開始を延期すると発表しています。
 

 
グループFaceTimeについてAppleは、今秋のソフトウェアアップデートでの提供開始を予告していることから、iOS12.1かiOS12.2で利用可能になると考えられます。
 
例年どおりなら9月の公開が見込まれるiOS12は、iPhone5sなどの旧型端末でも動作速度が向上し、iPhoneやiPadの使いすぎを予防するスクリーンタイムなど多くの新機能が利用可能になります。

 
 
Source:MacRumors
(hato)

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