Apple、独自のヘルスチップ開発のため人材を募集中か


 
現地時間の7月10日付けで公開された求人情報から、Apple独自のヘルスチップ開発を模索している可能性が明らかになりました。カスタムチップを用いることで、センサーから得られる健康情報のより詳細な解析が可能になるとされています。

役職名は「Sensor ASIC Architect(センサーASICアーキテクト)」

最新のApple Watchには、Broadcom製のASIC(英: application specific integrated circuit、特定用途向け集積回路)がすでに搭載されており、心拍センサーは光電式容積脈波記録法(フォトプレチスモグラフィ)と呼ばれる方法を用いて心拍数を測定します。
 

Apple


 
米メディアCNBCによれば、Appleはよりバッテリー寿命が長く、パフォーマンスの高い新タイプのセンサーの採用を検討しており、加えてセンサーから取得される深さや距離の情報の計算に特化したカスタムチップの開発を計画しているとのことです。
 
一般に、一部機能に特化したカスタムチップの開発はハードウェアの効率向上につながるとともに、サードパーティー企業が製品を模倣するのを防ぐ効果があるといわれています。
 
先日、Appleは求人情報からiCloudのアップデートを計画していることが明らかになっており、求人内容は企業がどのようなプロジェクトを行っているのかを知る手がかりの一つとなっています。
 
 
Source:Jobs at Apple via CNBC, Apple
(lexi)

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