Google マップがメルカトル図法から球体に進化

Googleの提供する地図サービス「Google マップ」でズームアウトすると、地球が球体として描かれるようになりました。
もはやグリーンランドはアフリカと同サイズではない
これまでのGoogle マップで採用されていたメルカトル図法は、狭い範囲のみを見ると角度が正しいことから、羅針盤が発明された時代から航海などに広く利用されてきましたが、高緯度地方が著しく拡大されてしまうという短所がありました。
メルカトル図法では、グリーンランドは実際の面積よりも17倍拡大されるといわれており、アフリカ大陸と同等の大きさとなっていました。
今回Googleが新マップシステムを導入したことで、地図をズームアウトすると地球が球体として描写されるようになりました。
グリーンランドの面積が正しく表示されるようになったため、もはやアフリカ大陸と同サイズではありません。
With 3D Globe Mode on Google Maps desktop, Greenland's projection is no longer the size of Africa.
Just zoom all the way out at https://t.co/mIZTya01K3 ?? pic.twitter.com/CIkkS7It8d
— Google Maps (@googlemaps) August 2, 2018
Googleは、正しい道路角度を保持するためにメルカトル図法をこれまで使用していたと、2009年にコメントしています。
Source:The Verge
(lexi)