DMMの家事代行「DMM okan」、需要に追いつかずサービス終了

DMM okan

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DMMは2日、同社の家事代行サービス「DMM okan」を、2018年9月30日をもって終了すると発表しました。その理由は、需要が供給を大きく上回ったためと見られています。

スマホアプリで家事代行を依頼

DMM okan」は、スマホアプリから簡単に家事代行依頼ができるサービスです。1.5時間3,600円から(交通費・消費税込み)という業界最安値水準でサービスを提供しており、部屋掃除や洗濯、買い物など身の回りの日常的な家事を依頼することができます。
 
同サービスは、DMM.comが家事代行サービスの市場規模に目をつけ、2016年12月より開始しましたが、開始から1年10ヶ月目となる2018年9月30日をもって終了となります。

マッチングがうまくいかず…

DMMはサービス終了の理由について正式に発表していませんが、ITmedia NEWSの取材によると、
 

需要が圧倒的に高く、供給とのバランス維持が難しい状況だった。

 
と説明していることがわかりました。
 
「DMM okan」は、家事を頼みたい人と家事の仕事を請け負いたい個人をつなぐマッチングアプリであって、他社のように従業員を雇っているわけではありません。
 
それ故に、品質の高いスタッフを安定的に供給することが難しく、結果、需要が供給を上回ってしまったためにサービス終了となった次第です。

需要の高い家事代行サービス

日本ではあまり馴染みのない家事代行サービスですが、今回のDMM okan終了に見られるように、その需要は年々高まっていることがわかります。
 
近年の日本は共働き世帯が増加傾向にあり、厚生労働省の発表によると、その数は昭和55年の約600万世帯から平成26年は1,114万人と約2倍になっています。
 
DMM.comの広報も、
 

まだまだ家事代行の認知度は高くない。(続ければ)需要はもっと伸びるのでは。自身も好きなサービスの1つだったので、残念に思う。

 
と説明しているように、今後は新たな家事代行サービスが登場する可能性もあります。
 
 
Source:DMM.com(1),(2) via ITmedia NEWS
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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