Apple、「ビジネスチャット」のパートナーを拡大

Appleは、ユーザーが企業と直接やり取りをすることができる機能「ビジネスチャット」のパートナー企業を、新たに5社追加したと発表しました。
iOS11.3で公開された新機能
ビジネスチャットは今年3月に、iOS11.3のリリースとともにベータ版が公開された機能で、企業とユーザーがiMessageを使って直接やり取りすることができます。
ユーザーは手軽に企業のサービス担当者とコンタクトできるだけでなく、個人情報は提供されないうえに自分の意志でやり取りを中止できるため、プライバシーの面でも安心です。
計15社とのやり取りが可能に。ただしアメリカ限定
Appleによれば、今回新たにビジネスチャットでのやり取りが可能になった企業は、コントラクトフードサービスのAramark、衛星放送サービスのDISH Network、ホテル事業のFour Seasons、グルメ食品およびギフト販売のHarry & David、American Expressの計5社です。
これにより、Discover、Hilton、The Home Depot、Lowe’s、Marriott、Newegg、T-Mobile、Ameritrade、Wells Fargo、1-800-Flowersと合わせ、15社とのビジネスチャットが可能となりました。
またAppleは、 Cisco、eGain、Kipsu、Lithium、Quiqの計5社のテクノロジープラットフォームが、新たにビジネスチャットに対応することも明らかにしました。
ただし現時点では、ビジネスチャットはアメリカでのみ利用可能となっています。