AmazonショッピングアプリにAR機能が追加〜ボルト・ナットなどの鑑定が可能に

 
Amazonショッピングアプリでは、カメラで商品を検索できる「スキャン検索」がすでに利用可能となっていましたが、新たに拡張現実（AR）を使った小さな部品の検索機能が追加されました。

若干の手間はかかるがちゃんと探してくれる？

AmazonのiOSアプリの新機能「Part Finder（パーツファインダー）」を起動するには、メインメニューでねじアイコンをタップします。
 
ここから先は若干の手間が必要になってきます。
 
まず、白い平面を用意し（机の上に置いたA4ペーパーなどでも可能）、その上に1セント硬貨を置きます。次に、探したいボルト・ナットなどの部品を硬貨の上部の定められた位置に配置し、円が中央に来るまでデバイスを動かして調整します。
 

 
米メディアThe Vergeの記者シャノン・リアオ氏は、パーツを正しく認識させるまで10回弱の試みを要したようです。
 
「Part Finder」は、iPhoneカメラのAR性能を使用して、パーツの奥行きと、深さを測り、検索にかけます。新機能がどれほど正確であるかは定かではありませんが、「うまくパーツ鑑定が成功すると楽しい」と、リアオ氏は感想を述べています。
 
「Part Finder」で現在検索可能な部品は、ねじ、ナット、ボルト、ワッシャーなどですが、より幅広いパーツの鑑定が将来的に可能になるといわれています。AR機能は現在iOSアプリのみで利用可能となっており、Androidアプリへの機能追加の日程は明らかになっていません。
 
 
Source:The Verge
(lexi)