LG、スマートウォッチ向けAMOLED出荷数でSamsung抑え世界一に

LG Displayが2017年のスマートウォッチ向けアクティブマトリックス有機EL(AMOLED)出荷数で、Samsungを抑え世界一となったことがわかりました。これに最大に貢献しているのが、Apple Watchです。
市場シェア41.4%でトップに
調査会社IHS Markitの調べによれば、LG Displayは昨年スマートウォッチ向けに、1,064万枚のAMOLEDディスプレイパネルを出荷しました。これは世界全体のスマートウォッチ向けAMOLEDディスプレイパネル出荷枚数の41.4%に相当します。
一方Samsung Displayの出荷枚数は895万枚で、全体の34.8%でした。
その後に中国 EverDisplay Optronics(417万枚、16.2%)、台湾AU Optronics(147万枚、5.7%)、中国Beijing Oriental Electronics(38万枚、1.5%)と続いています。
Apple Watch向けOLEDの70%以上を供給
IHS Markitによれば、LG Displayが同市場でシェアトップとなったのは、現在世界でもっとも売れているスマートウォッチ、Apple Watch向けに供給しているからです。
昨年、LG DisplayとSamsung Displayは合計1,475万枚のOLEDパネルをApple Watch向けに供給しましたが、うち70%以上はLGによるものといわれています。
新iPhone向けにもOLEDを供給か
LG Displayはまた、今秋発売される新しいiPhone向けにも、300万枚から500万枚程度のOLEDパネルを供給する可能性があると報じられています。
Source:Business Korea via 9to5Mac,Yonhap News
(lunatic)