英国防大臣、国会での答弁をSiriに遮られる


英国の防衛大臣、ギャビン・ウィリアムソン氏が国会での答弁中に、携帯していたiPhoneのバーチャルアシスタントSiriが突然起動し、発言を遮られるという事態が発生しました。

買ったばかりのiPhoneで突然Siriが起動

ウィリアムソン氏は、国会で英国のイスラム国とシリアとの戦闘の進展度合いを報告していたところ、所持していた携帯電話により答弁が遮断されました。
 
「シリアに関する資料をWebで見つけました。シリア民主軍は”予感”(premonition)によりサポートされています」と、Siriの音声がウィリアムソン氏のマイクに入り込みました。
 


 
Siriによる答弁の中断は、ウィリアムソン氏が「シリア民主軍は、連合空軍(coalition air power)によりサポートされている」と述べた数秒後に起こりました。Siriが”coalition(連合)”を”premonition(予感)”と取り違えたようです。
 
衆議院議長のジョン・バーコウ氏が「なんて奇妙なことだ」と述べると、ウィリアムソン氏は「失礼しました。自分の携帯電話に詰問されるとは珍しい」と、とっさに返答しました。
 
ウィリアムソン氏は後ほどTwitterで、「新しいiPhoneを持つことの落とし穴だった。13歳の娘にどうやって使うのか教えてもらわないといけない」と、反省しています。
 


 
 
Source:RT
Photo:@BBCParliament/Twitter
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

目次