落下を検知してシャキーン!iPhoneを衝撃から守るケースが登場

    AD Case

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    落下を検知すると、ケースの四隅からバネが飛び出してiPhoneを衝撃から守る、そんな夢のようなケース「Active Damping Case (AD Case)」が開発されました。近日中にクラウドファンディングサイトで出資者を募集する予定です。

    落下を検知して金属板がシャキーン!

    通常時、「AD Case」の見た目は、iPhone用の普通のケースです。
     
    AD Case
     
    しかし、ケースに内蔵されたセンサーが落下を検知すると、しなやかな金属板が四隅からシャキーン!と飛び出します。
     
    AD Case
     
    着地すると、金属板がバネとなり、バウンドして衝撃が吸収されるので、iPhoneが地面に叩きつけられるのを回避できます。
     
    AD Case
     
    金属板は、四隅にそれぞれ上下に向かってカーブしており、置いた状態でiPhoneと地面の距離は30mmになります。
     
    AD Case
     

    繰り返し使えるのが特徴

    「AD Case」が優れている点は、エアバッグのように1回使ったら終わりではなく、金属板をケースに戻せば何度でも使える点です。
     
    AD Case
     
    衝撃吸収用のメカニズムとバッテリーを内蔵していながら、通常のiPhoneと比べて、厚みは4.9mm増えるだけです。
     
    AD Case
     
    こちらで、「AD Case」を紹介した動画をご覧ください。
     

    近日中にKickstarterに登場予定

    「AD Case」は、近日中にクラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募る予定です。出資額が目標を達成すれば、製品化が期待できます。
     
    AD Case
     
    「AD Case」の対応機種は、iPhone X、iPhone8/7/6s/6、iPhone8 Plus/7 Plus/6s Plus/6 Plusと案内されています。

    Appleは落下するiPhoneの向きを変える技術で特許取得

    Appleも、iPhoneの落下による破損や故障を予防する技術の研究を行なっていることが、2014年にAppleが取得した特許から分かっています。
     
    特許の内容は、iPhoneが落下を検知すると、着地までの時間を算出し、バイブレーション用の小型モーターによる振動で端末の向きを変えることで、画面が下にならないように着地させる、というものです。
     
    とはいえ、Appleは数多くの特許を取得していますが、製品化されない特許も多く、この技術が製品化されるかは不明です。
     
    また、自動車メーカーのホンダは、スマホ用エアバッグのコンセプトを公開しています。

     
     
    Source:AD Case (Google翻訳) via Cult of Mac
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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