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2018年6月29日 04時14分

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ポケモンGO開発のNiantic、ピカチュウが現実世界の物体の裏に隠れるデモを公開

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Nianticは28日、サードパーティ開発者がアプリ開発に使用できる新ARプラットフォーム、「リアルワールド・プラットフォーム」を発表しました。Nianticは同時にデモ動画も公開しており、現実世界の物体の前後関係を考慮しながら3D物体を配置する例として、ピカチュウが使われています。

ピカチュウがちゃんと物体の後ろを走っている!


 
拡張現実(AR)におけるオクルージョン(Occlusion)問題とは、3D物体が常に現実世界の物体よりも前側に配置されてしまうことをいいます。いくら3Dグラフィックの精度が高くても、現実世界の物体の位置が把握できていなければ、3D物体を正しくAR空間に配置することはできません。
 
ポケモンGOの開発で知られるNianticは、脳機能にみられる特性をシュミレーションで表現しようとする、ニューラルネットワークを使用し、ARのオクルージョン問題の解決を図っています。Nianticは以下のようにコメントしています:

「Niantic リアルワールドプラットフォーム」は、ARのオブジェクトが現実のオブジェクトの前で止まったり、後ろを走り抜けたり、上に乗ったりといったことが可能になるよう、コンテクストを考慮したコンピュータビジョンをめざして開発しています。

公開されたデモ動画では、最初に通常のARの映像が流されます。ピカチュウの動きは臨場感にあふれていますが、現実世界の物体の後ろを通ったときでもグラフィックが物体の前側に来てしまい、リアルさが失われてしまいます。
 

 
オクルージョン問題を解決したデモでは、現実世界の物体の前後関係の位置がしっかりと把握されており、ピカチュウが走って物体の後ろ側に回り込んだとき、ちゃんと物体の影に隠れて姿が見えなくなっています。結果としてピカチュウのリアルさが飛躍的に向上しています。
 

 
しかしながら、現時点でこの実験は概念実証(Proof of concept)の段階であり、まだ技術の確立には至っていないようです。
 
Nianticの「リアルワールドプラットフォーム」がこれからどのようなものになっていくのか、今後の発展に期待しましょう!
 
 
Source:Niantic via The Verge
(lexi)

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