青函トンネルの全区間で携帯電話サービスが利用可能に 2019年3月以降

    青函トンネル

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    ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIの3社は28日、青函トンネル内における携帯電話サービスエリア拡大に向けた整備を実施すると発表しました。

    日本一の交通機関用トンネル

    青函トンネルは、北海道と本州を結ぶ列車専用の海底トンネルです。
     
    陸地および海底を合わせた総距離は全長約54kmにも及び、日本一の交通機関用トンネルとして知られています。また、2016年3月には北海道新幹線が開通したことで、北海道と本州を行き来できる重要なルートの一つにもなっています。

    2019年3月以降から順次エリアが拡大

    青函トンネル内においては、2016年2月にNTTドコモが緊急時を想定して、旧竜飛海底駅と旧吉岡海底駅のみでLTEサービスを提供していました。
     
    しかし、2019年3月以降は順次エリアが拡大され、最終的には青函トンネルの全区間で携帯電話サービスを利用できるようになります。
     
    通信に対応するのは、ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIの電波で、今後はワイモバイルの携帯電話サービスも利用可能になる予定です。
     
    なお今回実施される工事は、電波の適正な利用確保を目的として実施される「電波遮へい対策事業」に基づいたもので、国の補助金も活用されるとのことです。
     
     
    Source:ソフトバンク
    Photo:flickr-y kawahara
    (kotobaya)

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