今年発売のiPhoneでは今よりも高速な充電が可能になる?アナリストが予測

iPhone 充電

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Appleが今秋発売する次世代iPhoneでは、部品のアップデートにより、現在よりも高速な充電が可能になるかも知れません。

2018年版iPhoneでは今よりも急速充電が可能?

Apple関連の予想で知られるRosenblatt証券のアナリスト、ジュン・チャン氏が調査メモにおいて、Appleは次世代iPhoneの回路を、現行の5V/2A対応から9V/2Aおよび5V/3A対応へとアップデートし、より高速な充電を可能にすると予測しています。
 
チャン氏によれば、Appleは米シリコンバレーに拠点を置く、電源用スイッチングICメーカーのPower Integrationsから、急速充電用チップセットの独占供給を受けるとのことです。
 
またPower Integrationsが現在抱えている品質問題が改善すれば、今後発売するすべてのiPhoneとiPadの充電用チップセットの主要サプライヤーを、現在の ON SemiconductorとNXP Semiconductorsから、Power Integrationsへと切り替える可能性もある、と同氏は述べています。

LCD搭載iPhoneのチップはTI製に

さらにチャン氏は、今秋発売見込みの3モデルのうち、液晶ディスプレイ(LCD)を搭載するとされるiPhone向けのワイヤレス充電チップセットは、Broadcom製ではなくTexas Instruments製へと変更されるだろうとも予測しています。
 
なお液晶ディスプレイ搭載iPhoneは、有機EL(OLED)を搭載したほかの2モデルを合わせた台数よりも多く生産されるとしています。
 
 
Source:AppleInsider
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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