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2011年から続いていたAppleとSamsungの特許侵害をめぐる裁判は、今年の5月末に米カリフォルニア州サンノゼの連邦地方裁判所で、SamsungがAppleに対して約5億3,300万ドル(約590億円)の賠償金を支払うとの判決が下され、ついに終止符が打たれたかのように見えましたが、Samsungが2週間後に新たな動きを見せたようです。
法律関係のニュースサイトLaw360によれば、Samsungは2011年から続いていたAppleとの5件の特許侵害をめぐる裁判について、問題となっている主要事実が現実に存在しないことを証明できる書面を保持しているとして、略式判決か、再審を求めているとのことです。34ページの申立てには、評決は証拠にもとづいていないと主張されています。
またSamsungは、マルチタッチスクリーンとソフトウェアの実装に関する別の特許権侵害ですでに支払った1億4,500万ドル(約159億5,300万円)の払い戻しも要求しています。問題となった特許はすでに無効化されているためです。
AppleはSamsungの訴えに対して返答するまで10日間の猶予が与えられています。この件に関する審問は、7月26日に執り行われる予定となっています。
Source:Law360 via AppleInsider
(lexi)
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