Apple WatchでAlexaを利用可能にするアプリが登場

Apple Watchでは音声アシスタントとしてSiriが利用可能です。しかし、Amazon Echoの音声アシスタントAlexaも、サードパーティ製のアプリを通して、Apple Watch上で使うことができます。
iPhoneなしでも利用可能
Apple WatchでAlexaを動かすためのwatchOS向けアプリ「Voice in a Can」は、スタンドアローン型のため、iPhoneを介在させずとも、Wi-FiやLTE回線を通して直接Alexaを操作することができます。ウォッチフェイスにウィジェットとして登録すれば、ワンタッチでAlexaを呼び出すことも可能です。
残念ながら、通話したり、音楽を流したり、ポッドキャストなどのコンテンツをAlexaに読み上げてもらったりすることはできませんが、スマートホームには対応しているため、Alexaと連携している照明やコーヒーメーカーなどを、家の外からApple Watchで操作することができます。
なお、Voice in a Canは日本でも利用可能で、App Storeにて240円(執筆時点)で販売されており、Apple Watch以外にiPhoneやiPadもサポートされています。
AmazonやGoogleは現在、watchOSの公式サポートをストップしていますが、Voice in a Canがスマートウォッチの使い方の1つとして定着すれば、将来的にApple Watch上でGoogle HomeやAmazon Echoの「公式アプリ」を使えるようになる日が来るかもしれません。
Souce:THE VERGE
(kihachi)