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2018年6月7日 17時21分

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「Mojave」をどこかで聞いたことがある?Windows Vistaの仮称と同じ


 
Appleの世界開発者会議(WWDC 18)で、macOS Mojaveが発表されましたが、その名前をどこかで聞いたことがあった人がいたのではないのでしょうか?それもそのはず、「Mojave」はMicrosoftが10年前にWindows Vistaの仮称として使用した名前だったからです。

「Mojave」にたどり着くまでの道のり

WWDC 18で、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏は、macOSの名付けられ方についての説明に若干の時間を割きました。macOSはネコ科ヒョウ属(Cheetah、Puma、Tiger、Leopardなど)から始まり、2013年のmacOS X 10.9からカリフォルニアの場所に移っていきました。Mavericks、Yosemite、El Capitan、Sierra、High Sierraはすべて山と岩の名前です。しかし最新バージョン「Mojave」は若干趣が異なります。Mojaveは砂漠なのです。
 
「我々は標高の高い場所を離れ、まったく異なるところに落ち着いた。しかし美しさは変わらず、カリフォルニアにある」と、フェデリギ氏はMojaveの名称について説明しています。
 
しかしながらPCユーザーにとって「Mojave」は別の意味があると、AppleInsiderは強調します。Mojaveは10年前に広告キャンペーンで一度使用された、Microsoft Windows Vistaの架空のコードネームだったのです。

非難された「Mojave」広告キャンペーン

「Mojave」キャンペーンが行なわれたのは今から10年前の2008年のことです。2007年始めにWindows XPの後継OSとなるWindows Vistaがリリースされましたが、消費者の反応はとても肯定的とはいえないものでした。
 
ユーザーは価格設定、デジタル著作権管理の制限、無駄に厳しいハードウェア条件などに不満だったといわれています。2007年の始め時点で、80%のビジネスPCが望まないVistaにアップグレードされていたとのことです。
 
MicrosoftはVistaの有用性を証明するために、不可思議な広告キャンペーンを思いつきます。「Mojave」と名付けたOSをWindows XPユーザーに試しに使ってもらい、「悪くない」との評価を得た後、それが実はWindows Vistaだったことを明かすというドッキリのような方策でした。
 

 
この広告キャンペーンへの世間の風当たりは強く、「Vistaの多くのグリッチは、起動と、ドライバやアプリケーションのインストール過程で起こる。Mojaveの実験では、ソフトウェアがすでに読み込まれているため、Vistaのテストになっていない」と、New York Timesの記者、ダン・ミッチェル氏は当時厳しい意見を述べています。
 
Windows Vistaは2009年にWindows 7へと置き換えられました。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)

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