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総務省は5月25日、平成29年の通信利用動向調査の結果を発表しました。調査の結果、インターネット利用時におけるスマートフォンの割合が、パソコンの割合を初めて上回ったことがわかりました。
本調査は平成29年11月〜12月にかけて、全国の40,592世帯と7,257企業を対象に実施され、16,117世帯と2,592企業から有効回答を得ました。
個人のインターネット利用状況については、13〜59歳の年齢層で9割を超えています。20〜29歳の年齢層では98.3%に達しました。
個人のインターネット利用機器の割合は、スマートフォンが54.2%、パソコンが48.7%になり、調査開始以来、初めてスマートフォンの利用率がパソコンを上回りました。
ただし、年代別で見た場合、6〜59歳まではスマートフォンの利用率がパソコンを上回っていますが、60歳以上ではパソコンの利用率のほうが高くなっています。
各世帯が保有している通信機器の割合については、スマートフォンが75.1%、パソコンが72.5%となり、通信機器の保有状況に関しても、調査開始以来、スマートフォンがパソコンを初めて上回りました。
一方で、携帯電話・PHSの保有状況は減少傾向にあります。平成25年の割合は38.9%でしたが、平成29年は32.3%まで下落しています。
Source:総務省
Photo:photo AC-まぽ
(kotobaya)
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