英ヘンリー王子の結婚式で「聖なるiPad」が重要な役割を果たす

 
現地時間5月19日に執り行われた、ヘンリー王子と米女優メーガン・マークルさんの結婚式では、メーガンさんの美しいウェディングドレス姿や、荘厳な建物にも注目が集まりましたが、結婚式の重要な場面で「聖なるiPad」が登場したことも話題になっています。

「愛」の力を語るマイケル・カリー主教に注目

世界が注目し、祝福したロイヤルウェディングでは、マイケル・カリー主教が、夫妻に祝福の言葉を述べました。
 

 
米国聖公会として初のアフリカ系アメリカ人総裁主教であるカリー主教は、マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉を引用しながら、愛が持つ力の素晴らしさについて、情熱的に語りました。
 

 
熱く語るカリー主教は、時折、演台に置かれたiPadに目を落としており、画面に表示された文字を読んでいることがわかります。
 

 
高位の聖職者であるカリー主教が聖書(holy bible)ではなく「聖なるiPad」(holy iPad)を使い、後半にInstagramやFacebookについても言及することに、驚きの声もあがっています。
 

How amazing is it that words like Instagram and Tweet are being used by a black American bishop reading from an iPad at a British royal wedding?

— Tom Hulme ?? (@Thatcherite4) May 19, 2018

He’s great, this lad. Barely even referring to the Holy iPad.

— Sam Diss (@SamDiss) May 19, 2018

スピーチに合わせてスクロールするアプリを使用？

しかし、約13分間に及ぶスピーチの途中、カリー主教は（カメラに映っている範囲では）冒頭部分以外では、iPadを操作していません。
 

 
このため、米メディアCult of Macは「PromptSmart Pro」や「Teleprompter」のような、言葉を認識して文章を自動スクロールさせるアプリを使っているのではないか、と推測しています。
 

なお、二人の結婚を記念して、24金製のiPhone Xが数量限定で発売されています。
 
マイケル・カリー主教による「愛」についてのスピーチは、こちらの動画でご覧ください。
 

 
 
Source:Cult of Mac, YouTube(Global News)
(hato)